本日は、いつもお世話になっている近所の信用金庫さんへ、ご挨拶と近況報告に伺いました。
最近は本当にありがたいことに、お付き合いのある銀行さんが少しずつ増え、私たちの事業への理解を示してくださる金融機関のパートナーが着実に増えていることを実感しています。その勢いもあって、いよいよ「地方銀行さんへの交渉デビュー」も現実的な視野に入ってきました。会社の成長フェーズが、また一つ次の段階へ進もうとしている。そんな手応えを感じる一日でした。
「無借金経営が一番」という正論と、成長への渇望
ビジネスの世界では、よくこう言われます。「無借金経営が一番安全で、理想的だ」と。
たしかに、それは一つの真理であり、否定のしようがない正論です。借入がなければ金利負担もなく、返済のプレッシャーに追われることもありません。キャッシュフローは安定し、精神的にも穏やかでいられるでしょう。会社を「安定的に維持する」という観点で見れば、これ以上ないほど健全な状態です。
しかし、もし会社を単に維持するだけでなく、次のステージへと「スケールさせたい」「成長させたい」と強く願うなら、話は全く別次元の様相を呈してきます。
事業を拡大する、優秀な人材を採用し組織を強化する、生産性を高めるための最新設備を導入する。会社の成長カーブを押し上げるどのステップにおいても、そこには必ず「投資」という名のガソリンが必要不可欠です。そして、その原資となるのが、自己資金だけでは賄いきれない「お金」なのです。
安定を取るか、成長を取るか。リスクを避けるか、チャンスを掴むか。この「資金調達と事業成長のバランス」こそ、経営における永遠のテーマであり、答えのない問いなのかもしれません。簡単そうで、しかしあまりにも奥が深い。今日もまた、信用金庫の担当者様と話しながら、その難しさと面白さを改めて痛感しました。
私のミッションは、至ってシンプル
この壮大なテーマを前に、経営者としての日々のタスクは、実は非常にシンプルに集約されると考えています。それは、突き詰めれば以下の二つです。
- 「お金を集める」こと
- 「仕事を増やし、事業を成長させる」こと
会社にとって、お金は全身を巡る「血液」です。血液がなければ、どんなに屈強な肉体も動かすことはできません。一方で、事業は会社を支える「筋肉」です。筋肉がなければ、いくら血液があっても力強い一歩を踏み出すことはできません。
この血液と筋肉、つまり資金と事業の両方を、常に活発に巡らせ、鍛え続けていくこと。それこそが、会社を強くし、未来を切り拓く唯一の方法だと信じています。だからこそ、金融機関との対話は、単なる資金調達の交渉ではありません。私たちのビジョンを伝え、事業の可能性を信じてもらい、未来への道を共に歩むパートナーシップを築くための、極めて重要なコミュニケーションなのです。
未来への投資。今日も、私たちは止まらない。
本日、信用金庫の担当者様と建設的な対話ができたことで、私たちはまた一歩、未来への確かな足がかりを得ることができました。
会社を成長させる道のりは、決して平坦ではありません。しかし、私たちのビジョンに共感し、力を貸してくださる方々がいる。そして何より、私たちのサービスを信じ、仕事を任せてくださるお客様がいる。その事実が、私たちに前へ進む勇気とエネルギーを与えてくれます。
会社の未来のために、お客様への価値提供を最大化するために、そして共に働く仲間たちの可能性を広げるために。今日も私たちは、止まることなく、しっかりと動き続けてまいります。
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